週刊少年ジャンプ特別増刊
ジャンプtheレボリューション
http://jump.shueisha.co.jp/revolution/
に、久しぶりにかずはじめ先生の漫画が掲載されていました。それ以外にも、“るろうに剣心”の和月伸宏先生、“封神演技”の藤崎竜先生、“いちご100%”の河下水希先生の作品が載っています。
なかでも、私が一番気になったのが、かずはじめ先生。というのも、デビュー前、読みきり時代からのファンだからです。当時のジャンプ漫画大賞みたいな企画で、かずはじめ先生の「マインドアサシン」が掲載され、他の作品に比べてもダントツにおもしろく、一発で好きになりました。
その後、見事にジャンプでの連載が決定し、読みきりでも書いていた「マインドアサシン」がスタート、人気を博しました。これは、人の額に触れると記憶を消すことができる、“マインドアサシン”奥森かずいと、彼に関わる人々のヒューマンドラマ。現在はコミックス5巻まで出版され、完結はしていないようです。(コミックス全巻と、ドラマCDも持ってます)
詳しくは、かずはじめ公式ページに載っています。↓
http://www.venus.dti.ne.jp/~wisedog/
「マインドアサシン」がひとまずお休みになり、その後連載されたのが「明稜帝 梧桐勢十郎」です。これはマインドアサシンとは打って変わり、破天荒な生徒会長、梧桐勢十郎が大暴れする学園ストーリー。わりと普通なおもしろさ、それなりの人気で10巻まで続きました。これは丹波もお気に入りの作品です。
その後を受けて連載されたのが「鴉MAN」・・・ですが、これは残念ながら打ち切りで2巻で終了(まぁ、しょうがないといえばしょうがない?)この頃から、かずはじめ先生はどこを目指しているだろう?という感じがしてきました。
続きまして連載しましたのが「神奈川磯南 風天組」
前々作の「明稜帝 梧桐勢十郎」を意識したのか、再び高校生もの。これまた残念な結果に終わりました(これはもう途中で読むの止めました・・・)
いろんな作品にチャレンジするのはいいのですが、もうそろそろいいんじゃない?と思ってしまう今日この頃。
そんなとき、ジャンプtheレボリューションに掲載されたのが、かずはじめ先生の新作「ラックスティーラー」です。これは、他人に触れたら“運”を盗んでしまう主人公の話。もうね、読み終わったときがっかりしました。これじゃあ、「マインドアサシン」のときとやっていることは同じ。しかも、“運”というアバウトなものを取り扱うせいか、設定が説明的で、何か納得いかない感じでした。これなら「マインドアサシン」を描けばいいじゃないか、と思わざるを得ません。
大好きだからこそ言わせていただくと、もうそろそろ続きを描いてもいいんじゃないでしょうか?ファンはそれを求めています(たぶん)
私は、かずはじめ先生を応援しています。

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